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リガーの種類

ヨーロピアントラディショナルリガー

ドイツやイタリア製の艇によく見られるリガーブロックのあるアルミ3点リガー(1フォアステイと2メインステイ)。少なくとも30mmのハイトとスパンの調節幅があります。スカル、スイープの両方共トップステイ(バックステイ)が付属します。最強のデザインとは呼べませんが(そのためトップステイが必要)セットアップが比較的容易で多くのコーチに親しまれているものです。

アルミバックリガー

アルミ製2点式リガー(1メインステイと1バックステイ)。ピンをバウ方向に支えるCブラケットをリガーが支えます。少なくとも30mmのハイトとスパンの調節幅があります。

このリガータイプはクルーの総重量が低い場合に優れた性能を発揮します(ピンの回転移動が起こりません。)そのため多くのクルーに支持されています。ユーロ式に比べ、水面からの距離が取れ風を受ける表面積も小さい。 ただ垂直面でのリガーの剛性は低いので、比較的技術があり合わせることが上手なクルーに最適でしょう。

アルミウィングリガー

2つの固定ブラケットに取り付けられたアルミニウム製の大型の翼形のリガー。少なくとも30mmのハイトとスパンの調節幅があります。スイープのみバックステイが付属。スカルにも必要であれば発注時に追加でご注文いただく必要があります。

コーチの中には、水からの距離が取れるのでウイングリガーを好む人もいます。これは荒れた状況で役に立ちます。 しかし、荒れたコンディションでは風があり、ウィングリガーは風をとらえる表面積が大きいのでクルーにとっては不利となります。 重量も重く、他のリガー装着のボートよりサックスボードが低く設定されるため、縦方向とねじれ方向の剛性に悪影響を及ぼします。

利点が二つあり、バウ方向とスターン方向へ移動させトリム(水面に対する艇推時の角度バランス)の調節が可能な事と、ハルにリガーフレームがほぼまたは全くないため、「臀部が発達した」クルーに適しています。

エルバン式リガー

アルミ式3点リガーにエルバンリガーブロックが付属するタイプ。全体的にユーロリガーに似ていますが、30mmのスパン調整、60mmのハイト調整が可能です。 これは、さまざまなサイズのクルーが使用するトレーニングボートに最適です。 エルバンはリガー1つあたり約400g増となります。
スカル、スイープ共にバックステイが付属します。

クイックリリース

クイックリリース (QR)は全てのウィングリガーに取り付け可能です。アルミのプレートはリガーがスリップしないよう設計されています。 詳しくは「QR取り付けについて」をご覧ください。